効果的な通院頻度

効果的な通院頻度

『元の悪い状態に戻りきる前』を目安に

効果的な通院頻度は症状や目的によっても異なりますが、『治療効果を実感できる』目安として4~8回程度は通われることを推奨しております。治療の間隔は症状の程度によって異なりますが、『元の悪い状態に戻りきる前』を目安に1週間に1~2回くらいの頻度で行います。症状が安定してきたら10日に1回、2週間に1回、3週間に1回と通院頻度を少なくしていきます。

症状が『元の悪い状態に戻ってしまった➜通院』では最も改善の時間と経済的な負担がかかるので納得した効果を実感できない場合が多くなります。

 

短期~長期治療どちらにもご対応

また、慢性疾患や体質改善が必要な症状に関しては長期的な治療を必要とする場合もあります。その際は数週間、数ヶ月の間、定期的に治療を受けることが必要となります。

一方で、短期的な症状や痛みに対しては数回の治療で改善することが多くあります。

治療の頻度や間隔は症状や目的に合わせて担当鍼灸師がより良い治療計画を立てますのでご安心ください。

 

レディース鍼灸さいとう烏丸五条 診療の頻度

 

治療効果が定着するまでの流れ

鍼灸治療で正常な状態を維持

人間にはホメオスタシスや恒常性といわれる身体を一定の状態に保とうとする機能が備わっていて、症状が軽度や早期の場合は正常な状態に戻りやすいですが、慢性化しているものや重度な場合はその状態が『元の身体の状態』として維持しようとする力が強く働きます。鍼灸治療で正常な状態を維持できるように刺激を与え続けることで正常な状態を身体が認識していくので回復に向かう力が強くなっていきます。

慢性化している症状が急によくなることはほぼありません。2歩進んで1歩下がるような経過を経て身体の状態が少しずつ良くなっていくので、良い状態が定着するまでは通院頻度は高くなりますが、その状態を維持できるようになれば通院頻度を減らせるようになります。

効果的な通院頻度